今回は Azure 仮想マシンをイメージ化する方法を紹介します。仮想マシンをイメージ化することで、個別にカスタマイズした OS を効率的に複製することができます。VDI 環境などではこの機能を使うことで、統一した環境を展開することができます。
OS 内で Sysprep を実行
OS 内で以下のコマンドを実行します。
C:\Windows\System32\Sysprep\sysprep.exe /generalize /oobe /shutdown
エラーが発生する場合、C:\Windows\System32\Sysprep\Partner フォルダー配下のログを見るなどして不要なアプリのアンインストールを実行します。
Azure 仮想マシンをイメージ化
先ほど Sysprep のオプションで /shutdown
を指定していたので、Azure 仮想マシンをみると [停止] 状態となっているのが確認できます。(割当解除されていません)
ページ上部の [キャプチャ] をクリックします。
イメージリソースへの変換を行います。この操作によって、変換元の Azure 仮想マシンは使えなくなるので注意してください。
- [名前]:(任意のイメージリソース名を指定)
- [リソースグループ]:(任意のイメージリソースを選択)
- [イメージの作成後、この仮想マシンを自動的に削除します]:有効
- [ゾーンの回復性]:[オフ]
- [仮想マシンを入力してください]:(変換元の仮想マシンリソース名を入力)
少し時間がかかって、イメージリソースへの変換が行われます。
仮想マシンリソースは削除されましたが、そのほかのリソースは残ったままなので、手動で削除してください。
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